結局、戸建てがいいのか、マンションがいいのか?
ずっと言われ続けていることですが、これははっきり言って、それぞれのライフスタイルの趣味嗜好の問題で、どっちが得とかはないのです。これが唯一の答えで万人共通の正解はありません。
しかし、老築化していくのは戸建てもマンションも同じで、戸建てが最悪あとは野となれ山となれで、自分の意志で更地にして二束三文でも売り払ってしまうことは現実可能であっても、分譲マンションにおいては、こうはいきません。
現状、区分所有者の5分の4の同意がないと建替えもままなりません。
いやいや、戸建てと同じで最悪になる前に自分は売り払って出ていけばいいのだ、と思いますが、これも損得問題で考えればどこのタイミングが最適解かは人それぞれでやはり答えが違って、往々にしてもう我慢できない!となった時には、周りもみんな同じで、我先に逃げ出そうとしても価値はがた落ちというのが現実です。
さあ、そしてこうなる前になんとかしなければいけないということで、今日の紹介記事です。
ボリュームあるので、示唆に富む、刺激的なタイトルのみ紹介させてもらいます。
結局、戸建てだろうが、分譲マンションだろうが、将来を見越して金の準備を怠りなくしておく。
マンション管理、建物管理も要諦は人生と同じ・・・。
ぜひ記事でチェックしてみてください。
・「私の住まい」が「ゴーストマンション」に至るまで
・「限界マンションになる」避けられない運命
・「いざとなれば売ればいい」という考えは甘すぎる
・特に「築40年以上の分譲マンション」は早急に予防を
・論争「戸建て or マンション」…結論「どっちも同じ」
・「マンション側が金を準備してなかった」で起きた悲劇
【参考サイト】売りたくても買い手がつかない…老朽化が進んだ「分譲マンション」の行く末
◆分譲マンションは、無限の将来にわたって快適で安心して住み続けられるか
仮に、今住んでおられる分譲マンションで、なにかあれば転売して転居すればよいと考える区分所有者もおられると思いますが、将来的には転売をしたくても買い手のつかない分譲マンションとなっていきます。
あなたの分譲マンションの将来を想像して頂ければ良いのですが、現在住んでおられる大部分の区分所有者の皆様は、将来のことは次世代の区分所有者や転入してくる新しい区分所有者が考えることであり、自分達には直接関係のないことと思い、興味を持たれないのです。人間個人の人生の終焉と同じように、例外なく必ず訪れてくるご自身の分譲マンションの終焉に対する準備には、全く興味を示されないのです。
今のままで将来のことを考えない態度を続けていても、そのうち社会問題化してくれば、国や行政がなんとかしてくれて支援や解決をしてくれる、と思われているのかも知れません。
しかし、皆様が考えておられるような、区分所有者にとって有利な支援は受けられません。人の人生の終焉は、自分の死去だけのことで済みますが、分譲マンションの終焉は、難しい事柄が内在しており『管理組合の解散』という終焉を迎えたくても迎えられないのです。