自分の実体験からもわかります。普通に5,000万ぐらいの差はありえます。管理会社が出してくる1億1000万ぐらいの大規模修繕費が6,000万ぐらいになったりします。
無知な管理組合に対してマンション管理会社は平気で大規模修繕費を乗せてきます。というか大規模修繕で管理会社は稼ぐのです。
いいなりになっていて大きく損しているマンション住人は全国にとてもたくさんいるはずです。最低何件か相見積とりましょうね。
管理組合の運営いかんによってマンションの資産価値自体に大きな格差が生じます。そして、それは年月が過ぎるとともに拡大する。管理がマンション格差にどう影響するかについて記事で紹介してくれています。
「マンションは管理で買え」、何回もご紹介している至言です。上手な管理はマンション住人でつくる管理組合で達成するものです。マンション管理会社まかせでは永久に勝ち取ることはできません。
ところで「ビルメンポスト」も今日の記事で1000回です。我ながらよく続けてきました。これからもビルメン業界近辺の最新記事を平日毎日紹介していきます。とくに宣伝はしていませんが意欲のある業界人に見つけてもらい、ありがたいことに多くの日本全国の意識高いビルメンマン、ビルメンテナンス業界の方々と繋がることができました。今後とも引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
【参考サイト】「修繕積立金」を狙う「マンション管理業界のヤバすぎる実態」…大規模修繕費になぜか「5000万円」も差が生じる「衝撃的な理由」
いまあなたが住んでいるマンション、これから住むかもしれないマンション、親から譲り受けて何とかしなければならないマンション、子供から購入のために資金援助を求められているマンション、……それらのマンションを「格差」の視点で見つめるとどうなるのか?
現在居住中のマンションが、近隣のマンションと比べて優位に立つために、いまからできることとは?
*本記事は、榊 淳司『マンション格差』(講談社現代新書)を抜粋・再編集したものです。