最近は本当にIT・AI・DXに絡むネタが引っかかってくる頻度が多いのですが、それがまさに世間のトレンドワードという証左なのでしょう。
新聞でもこのワードを見ない日はありません。
経産省さんが、ビルメン企業も使えるAI化導入の手引きを作成されています。
少し古いデータですが、昨年1月時点でのAI導入企業比率は3%とか。
AIは決してハードルの高いものじゃないです。こちらの記事でも紹介されていますし、過去のビルメンポストでも紹介させてもらいましたが、何も高い導入費用のかかるツールを入れる必要なんてありません。
前にも紹介しましたが、中小企業ならMicrosoft teamsとか、Google Workspaceで十分。
というか、こちらの方が慣れ親しみやすいし、圧倒的にとっつきやすい。
どんな中小零細企業でも、導入できればすぐに人手不足や生産効率性のアップに繋がるのだが、遅々として進まないのは、経営層のAIに対する理解不足と自分事感のなさ(現状維持バイアスが強い)に加え、AIを運用するリソース(人材)が不足しているのです(若手はすぐに順応できるのだが、これも遅れているのは主に経営層)。
世間から更に遅れがちなビルメン業界でも、こんなノーマルなAI導入ツールを使うだけですぐに下位3%から生産効率の高い上位企業にステップアップできます。
FAXはもちろん、メールすら時代遅れになりそうな昨今。我々には導入費用の安いAIクラウドのお手軽なツールがありますし、チャットもあります。
リモートや在宅勤務なんてすでに当たり前でビルメン業界は本来とてもこれらと親和性が高いはず。
簡単なんです。できないわけではなく、やらないだけ。
良い週末をお過ごしください。
経済産業省は、中小企業のAI化を推進するため、導入ガイドブックを作成した(=関連記事:中小のAI導入へ手引 部品検査など2領域で 経産省)。外観検査と需要予測の2分野への導入を勧めているが、経理関連業務の効率化やデータに基づく販促などでの利用も課題としている。費用はモデル構築などを外注しなければ、数十万円で済むという。日本の労働生産性が劣る大きな要因に、中小企業の設備投資不足がある。ガイドブック作成を契機に、AI化へ最初の一歩を踏み出すべきだ。