ついにエレベータの操作全てを非接触で行なえる空中入力ソリューションがアルプスアルパインさんから出ました。
照明スイッチも非接触で操作できるそうで、両方ともスイッチ、ボタンまでの指との距離を4センチ、3センチ、2センチと変えていくことで細かい操作が可能だそうです。
スマホに慣れた若い世代は、わけなく対応していくでしょうが? ご年配の方は戸惑うかも? でも、従来どおりの接触操作でももちろん動作します。
高級感のある漆黒のデザイン。さらに何よりいいのが、毎回こういう製品において書いていますが、既存のビルに取り換え設置できることです。
今回は、30年前に設置されたエレベータを非接触化したそう。
コロナ禍が落ち着いても、今回のようなパンデミックは、いずれまた起こるでしょうから、ビル管理において、こういう非接触ソリューションは間違いなく今後のスタンダードとなるでしょう。
これもすぐに普及していきそう。
【参考サイト】エレベータも非接触。空中入力ソリューション「AirInput」
アルプスアルパインは、非接触でボタンを操作できる空中入力ソリューション「AirInput」を、リクルート新社屋のエレベータ操作盤と館内照明スイッチに試験導入した。導入はコスモスモアと共同で行なった。
エレベーターのスイッチやトイレの洗浄スイッチなど公共空間の入力装置は「だれが触ったか分からない」「操作部が汚れている」などの理由から、直接触れずに操作するニーズが高まっている。
AirInputは、独自の高感度静電容量センサーを応用し、触れずに操作できる空中入力ソリューション。館内照明操作スイッチに採用された「AirInput Panel」は、非接触で照明のON/OFFを切り替えることが可能。操作したいフロア区画のアイコンに指を約3cmまで近づけると選択中を示すサークルが現れ、サークルが1周すると照明のON/OFFを実行する。サークルが1周する前に指を離すと決定操作を中止することができ、誤操作を防ぐ。