国土交通省は5日、「マンションストック長寿命化等モデル事業」を創設すると発表した。
高経年マンションストックが増加し、建物等の老朽化や管理組合の担い手不足等の課題が見込まれている。そこで再生の検討から長寿命化に資する改修等について、先導性のあるモデル的な取り組みを支援し、事業の成果を広く公表することで、老朽化マンションの長寿命化・再生へ取り組みの広がりや意識啓発を進める。
「計画支援型」と「工事支援型」の2つの類型で募集。応募のあった事業の中から有識者委員会で先導性等を審査した上で、支援するプロジェクトを決定する。
行政も動き始めてくれています。欧米に比べて圧倒的に短い住宅の耐用年数の日本ですが、なんとか長寿命化に向けての取り組みを進めるマンションの取り組みを広く公表して、支援もしていき、広く活動を啓蒙していく取り組み。
「計画支援型」と「工事支援型」の2つの類型があるそうです。内容は少し小粒な気もしますが、なんにせよ、動かしていくことが大事ですからね。新築信仰の強い日本ですが、欧米のように修繕を重ねながら100年住宅も広く普及していってもらい、空き家問題や廃墟マンションなんて話題が広がらないように規制緩和してもらい、100年住宅を支援していくニュービジネスがどんどん生まれていってほしいです。