空き家所有者にとって費用がかからなくて、リスクもないという仕組み。
空き家管理に新顔が出てきています。現在はまだ中部地方の一部でのサービスみたいですが、『ヤモタス』なるサービスです。
リフォーム業の和工房では賃貸経営を勉強するコミュニティも作っており、そこに参加する人々に呼びかけて“投資家”として参加してもらうことにしています。契約自体は、空き家の所有者と投資家=出資者が結び、和工房はリフォームを担当し、管理者となる。契約期間は13年間だそう。
でもやっぱり、すべての空き家物件に対応しているようではないようです。
収益化できる物件かどうかの見極めを厳しくされているそうで、まあ確かにリフォームしても入ってくれるお客さんいなかったら収益になりませんからね。
当然に限界集落のようなところの空き家はこのスキームでもお断りされてしまうのでしょう。
でも空き家問題に対する意欲的な取り組みは着実に増えてきています。大きな社会問題なのでこれからもこういった新顔ニュースから目が離せません。
『ヤモタス』とは?
空き家オーナーさまの想いに寄り添ったサービス『ヤモタス』は、東海エリアを中心に空き家を借り上げ、運用代行をするサービスです。
現在、空き家は年間で約6万件増加しています。
放置された物件が大多数を占め、活用されている空き家は数%とごくわずか。
空き家が放置されてしまう原因の中で、「実家を売りに出したくない」「遠方にあり管理しきれない」という点に着目し、大事な空き家を代わりに守る『ヤモタス』を立ち上げました。
契約期間の間に、今後空き家をどのように管理していくのかを考える猶予ができるので、じっくり検討していただきその後の空き家運用に繋がれば幸いです。