T*PlatsのIoTセンサーを用いた衛生管理では、測定データをリアルタイムで分析し、店舗や施設などサービスの利用者に対して衛生管理状況の結果を提供してくれます。
あらかじめ設定した基準値に反応し、SNSやメールで衛生管理状況を施設管理者に知らせ、また蓄積したデータをもとに、月次レポートも発行するため、利用者は衛生管理の改善に役立てられます。
こうした衛生管理情報を施設利用者に提供することによって、信頼性の高い施設として訴求し、集客効果も期待できるでしょう。
さらに換気度合いなど、今まで目視だけで適切に行われているか判断できなかった要素もデータ分析により、リアルタイムで把握が可能なため、効率的に換気対策を行なえるそうで、実証実験では、冬場の暖房で最大50%削減につながることも確認できたそうです。
やはりこれからはAIとIoTセンサーですね。既存ビルにどれほどシンプルに導入できるかの勝負になりそうです。
【参考サイト】環境測定用IoTセンサーで店舗や施設の“衛生管理を見える化”、日立の独自調査をもとにサービス開発
日立製作所とイーヒルズは、施設の衛生管理状況を見える化するサービス「T*Plats」を共同開発し、日立の新サービスとして提供を開始して以降、店舗や施設へ導入提案を積極的に進めている。
T*Platsは、イーヒルズが提供するIoTセンサーを、店舗や施設に設置するだけで、大気中のCO2濃度や温湿度などを測定し、データに基づいた衛生管理を可能にするサービス。店舗や施設の管理者は、従来目視では適切に行われているかが判断できなかった衛生管理の徹底が可能になるとともに、T*Platsの公式Webサイト上で、衛生管理状況をエンドユーザーに対して発信することにより、安全安心で、選ばれる店舗や施設づくりにも寄与するなど、ニューノーマルの感染対策をサポートする。