橋梁や高速道路などの危険個所でのコンクリの劣化の調査にドローンが活躍し始めたニュースありましたが、高層マンションでの外壁タイル調査にもAIドローンでの不具合箇所判定システムができたようです。
以前にも足場を作らなくてもチェックできる外壁調査システムをご紹介させていただきましたが、今回はドローンとAI。
ドローンを飛ばしてマンション外壁の赤外線映像を撮影。赤外線画像から得られるタイル目地とタイル面の温度差により、タイル割を決定し、画像をつなぎ合わせて外壁全体の図面を作成するのだそうです。
AIはタイル1枚1枚の浮きを赤外線画像の温度差から自動判定できるそうで、写真のとおりこれはわかりやすいですね。
ピンポイントで不具合箇所がわかるので、作業効率もアップするし、修繕コストも削減できる。
修繕費の概算も立てやすいので、作業してみての思わぬコスト増とかもなさそうですね。
次代の外壁修繕調査システム。
明日12日から15日までお盆休みとさせていただきます。16日よりアップ再開させていただきます。
よい休暇をお過ごしください。
【参考サイト】外壁タイル浮き判定システムを竹中工務店が高層マンションで適用、ドローンとAIで省人化
竹中工務店は、高層建物の外壁調査システムとして、ドローンで撮影した赤外線画像をもとに、AIで外壁タイルの浮きを自動判定するシステム「スマートタイルセイバー」の実用化に成功したと公表した。
スマートタイルセイバーは、ドローンを飛ばして外壁の赤外線映像を撮影。独自に開発したソフトウェア上では、赤外線画像から得られるタイル目地とタイル面の温度差により、タイル割を決定し、画像をつなぎ合わせて外壁全体の図面を作成。AIはタイル1枚1枚の浮きを赤外線画像の温度差から自動判定する。