神戸市動きが早いですね。 マンション管理適正化法は、2022年の施行となっていましたが、神戸市は前倒しで2021年3月にマンションの管理状況を公開していくそうです。
もちろん、強制でも義務でもないでしょうが、修繕積立金や大規模工事修繕の実績などをきちんと公開できるマンションは管理状況がよい、自信のあるマンションと受け止められるでしょうから、売買価格にも影響出るでしょうし、中古マンションとしても人気が出るでしょうね。
先日は、空き家管理で空き家の固定資産税に神戸市は特例をなくしていくとのことでしたが、空き家問題、マンション老朽化問題に積極的に対応していく自治体として、市のイメージも上がりますね。
空き家問題、マンション老朽化問題はもう待ったなしの重大事項ですから、他の自治体も積極的かつ早急の対応お願いしたいです。前からビルメンポストでは書いていますが、これはまず行政からの対処が行われていかなければ、なかなか進んでいかない問題です。
【参考サイト】分譲マンション管理状況を神戸市が公開へ 修繕積立金の収納率など 自治体で初
神戸市は2021年3月から、分譲マンションの管理状況を届け出てもらい、市のホームページ(HP)で公開する制度を始める。届け出も公開も各管理組合の任意だが、修繕積立金の収納率などを明らかにすることで市場評価に反映させ、適正な管理を促す狙いだ。市によると、マンションの管理情報の公開は民間では例があるが、自治体では全国初という。
対象は6戸以上ある市内の分譲マンション。制度に参加する管理組合が▽管理費や修繕積立金の有無や額▽積立金などの滞納に対するルールの有無▽大規模な修繕工事の実績や予定--などを3年ごとに市に届け出て、市のHPに掲載される。