スマートビルディングに向けたこういうシステムどんどん出てきます。
例えば、フリーアドレスを採用した企業が、本社オフィスとサテライトオフィスのビル設備と管理システムをworkhubで接続すれば、所属する従業員が、workhubで、両オフィスに設置されたワークプレースの利用状況を確かめて予約が行える。オフィスが入居するビルのフラッパーゲートなどを開けられる電子カギも取得することができるそうです。
さらに、受付システムとIoTロッカーもworkhubでつなげていれば、利用者が受付終了後、使用予定の座席近くにあるIoTロッカーを使えるようにすることも簡単だそうです。
設備関係、スマートロックや会議室予約などに対応していますが、将来的には、ビルの総合管理、それこそ、空調、照明、清掃、警備、受付、全部が認証受けた個人のスマホで管理できてしまうのでしょうね。今までのようなビル管理、FMとは違ってきます。
もうそこまで来ている、IoT、AI全盛の時代に今までのビルメンがどうやって対応していくのか、いろいろあると思いますが、一番大事なことは、当然に人です。
【参考サイト】ビットキーがビルのスマートロックなど複数のIoTを接続するクラウドサービスの提供を開始
ビットキーは、施設に設置されたIoT設備や導入済みのITシステムをつなげるクラウド型のコネクトプラットフォーム「workhub」の提供を始めた。オカムラとworkhubに関する資本業務提携を締結したことも公表した。
多様なビジネスモデルに対応
workhubは、スマートフォンやPCで使えるWebサービスで、ビットキーが提供するオフィス向けのスマートロックや鍵管理システム、受付システムを接続する他、他社製の開閉センサーや温度センサー、人感センサー、エレベーター、フラッパーゲート、受付システム、入退室システム、IoTカメラなどを接続し、一元管理を実現する。workhubのコア技術には、ビットキーが独自開発したプラットフォーム「bitkey platform」 と「Connect OS」を採用している。bitkey platform とConnect OSは、ICカードやパスコード、QRコード、顔認証など多様な認証方法に対応しており、ネットワークの常時接続が不可能な環境で役立つオフライン認証にも応じている。