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【賃金と生産性アップの王道】ビルメンでも当然にできる業績向上の本質とは

最近は大企業の賃金アップの話題がニュースでよく報じられますが、ほとんど中小企業のビルメン業界には関係ない話なのでしょうか。賃金アップは大企業だけの話なのでしょうか。

もう10年以上前から提言し続けているのですが、ここを解決できないと企業として業績アップはありえないわけです。

そのあたりのキモを今回ご紹介の記事は書いてくれています。大変大切なことだと思います。私が言い続けていることにもかなり沿っているので紹介せずにはいられなくなりました。

「獺祭」蔵元はなぜ、賃金と生産性を上げられたのか? それはまさに「経営の基本」なのです。

昨今はやりのイノベーションの本質は何でしょうか。

旭酒造さんは機械にできることは機械に任せる一方で、「人」にしかできないことは「人」に任せています。そして、人に投資するためにイノベーションを行っていたのです。いつも提言しているとおりで、「人(社員)を幸せにしているから、業績が上がるのです。」 業績が上がらない企業は、ただ従業員を幸せにしていないからなのです。

【参考サイト】「獺祭」蔵元が賃金と生産性をアップできたワケ 「賃上げブーム」との決定的な違いとは

このところ連日連夜、「賃上げ」に関するニュースが続いています。

 「トヨタに続き、ジェイテクトも満額回答!」「島津製作所、組合員平均5.7%賃上げ」「三菱UFJ信託、主要行最速で賃金・賞与3%アップ」など、「キタ~賃上げ!」「大企業に中小続くか!」と景気のいいニュースがテレビや新聞のトップで大きく報じられています。

 物価高騰が続き、「物価の優等生」と呼ばれた卵でさえ値段が爆騰しているのですから、そりゃいい加減賃上げしてもらわないと、です。

 その一方で、そんなに大騒ぎすることなのか? というのが正直な感想です。もちろん賃上げはうれしいし、「景気は人の心次第」といわれるくらいですから、「やったね! 賃上げ!」と盛り上げるのも、ある意味においては大切かもしれません。それでもやはり、釈然としません。

 ──働く人の7割が勤める中小企業ではどうなのか? 働く人の4割近くを占める非正規雇用の賃金は変わるのか?

 報じられるのは大企業の正社員ばかり。むろん一部の企業では非正規の賃金アップも公表しています。

 しかし、非正規を含めた給与所得者の2割強は、年収が200万円以下のワーキングプアです。300万円以下は全体の3分の1を上回り、400万円以下は半数を超えます。

 大企業メインの賃上げムーブメントは、「働けど働けど普通に暮らすことができない」人たちの賃金にも波及するのでしょうか?

 残念ながら、増えそうにない、というのが私の見解です。

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この記事の執筆者

清水聡希 清水聡希 ビルメンポスト管理人

ビルメンポスト』管理人/『ビルメンコンシェルジュ』チーフSG・名古屋市生まれ。日本ホスピタリティ推進協会員
「現場の代務経験ゼロ」「全管理物件黒字化達成」が自慢の現役ビルメンマン。
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