多くのマンションで管理費、修繕積立金の不足が目立ってきているようですね。
これに関しては、どうしようもない。そもそも管理会社が最初から適正な管理費設定をしていないところがほとんど。多くの住人は新築で購入するときに管理費や積立金が安いに越したことはないし、適正な値段なんて誰もわからない。
10年、20年と管理していってだんだんわかってくるものです。それじゃあ、値上げを甘んじて受け入れるしかないのか?と言えばとれる対応はいくらかあるものです。
そんなヒントや事例を今日ご紹介の記事は載せてくれています。また記事内になくても多くのマンションでやっているであろうことに、エレベーター点検費のPOG方式への見直し。管理会社への管理委託費の見直しなどいくらもあります。そもそも管理会社は大抵、都心の一等地に自社ビルを持っているところがほとんど。ぜいたくなわけです(笑)。
参考にされてみてください。
値上げラッシュが続いている。帝国データバンクの価格改定動向調査を見ると、飲料や食品の値上げは10月に約6700品目にも及んだ。12月に入り値上げは落ち着いてきているものの、来年値上げする予定の品目数は11月末時点で4000品目を超えたという。
ご存じの通り急激な円安やロシアのウクライナ侵攻などの影響により、天然ガスや石炭の価格が高騰している。そのため電気やガス料金なども高止まり状況にある。
光熱費をはじめ、身近な食料品にまで値上げの波が押し寄せる中、家計のやりくりに苦慮するご家庭は多いだろう。日々何とか節約しながら、これ以上の値上げの連鎖が起こらないよう願う……それがほとんどの人の本音といっていいはずだ。
ところがその思いに反するように、値上げの危機を迎えているものがある。私たちの住居に関わるコスト、「マンション管理費」だ。さまざまな物の価格が上昇せざるを得ない今、マンション管理費の値上げもまた、やむを得ないのだろうか。そこで今回は管理費の収支状況を中心にマンション管理の今に焦点を当ててみていこう。