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【マンション管理員の意外なつらい現場体験】孤立死の第一発見者

大和ライフネクスト株式会社さんが、昨今の社会問題である「孤立死」について、マンションの管理員が第一発見者となる事例が多いことから、マンションの管理現場から届いた声をもとに、マンション管理会社としてどう向き合うべきかをまとめた「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」をウェブサイトで公開してくれています。

独居世帯での孤立死を発見するきっかけとなる「最近姿を見かけない」「新聞がたまっている」「異臭がする」などの異変に、管理員が最初に気が付く例が多くあるそうで、高齢男性にも人気のあるマンション管理員の仕事ですが、辛い現場の第一発見者にもなりえますよね。

最初に居住者の異変に気付いた人調査では、近隣住人や親族を抜いてダントツの一位です。

そこで、大和ライフネクストさんが運営する高齢者向けワンストップ紹介サービス「プレシャスライフ相談室」は、マンション管理の現場で働く従業員に向けた「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」を作成。

管理会社の立場から「孤立死」を早期に発見するためのポイントや、実際に「孤立死」が起こってしまった際の具体的な対応方法、また「孤立死」を未然に防ぐために日頃の管理業務内でできることをまとめられています。

マンション管理会社さんも一般認知と信頼確保のためにこのような社内データに基づく資料を一般公開してくれているわけですね。真摯な姿勢感じますよね。有効活用してみてください。

【参考サイト】孤立死対応マニュアル~社内資料をあえて公開~ 高齢化社会

大和ライフネクストでは、2021年7月に管理員に向けてのアンケート調査を実施した。
アンケート調査の結果、何らかの形で孤立死の経験をしたことがある管理員は10%に及んだ。さらにフリー記入欄に書かれた孤立死の事例を読むと孤立死の対応には大きな精神的なショックを伴うことも明らかとなった。

管理員という職業は、大規模マンションでない限り、現地マンションに1名で勤務する。この点が他の多くの職業とは異なる。誰かに助けを求めたくても、仲間がすぐ隣にいるわけではない。電話で上司に確認することはできるが、電話をかける余裕がない時もあろう。1名で勤務しているという心細さがさらに精神的な負担を増加させているのかもしれない。
そこで、こうした負担を少しでも軽減するために、実際に孤立死に直面したときにどのように対応したらよいのか、また、日常的にどのような点に注意したらよいのかを社内向けにマニュアルとしてまとめた。

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この記事の執筆者

清水聡希 清水聡希 ビルメンポスト管理人

ビルメンポスト』管理人/『ビルメンコンシェルジュ』チーフSG・名古屋市生まれ。日本ホスピタリティ推進協会員
「現場の代務経験ゼロ」「全管理物件黒字化達成」が自慢の現役ビルメンマン。
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