「近年、相続登記をされずに放置されたままの物件が増えています。相続人を探し出し、適切に対応していきます」
日本有数のスキーリゾート地、新潟県湯沢町の税務担当者はこう話す。同町はバブル期に建ったリゾートマンションが林立し、最近は退職した高齢者の移住も増えている。温泉やスポーツジムなど充実した設備を備えた移住者向けのマンションも多い。
だが最近、一部のマンションで価格の暴落ぶりが話題になっている。マンション管理士で、自身も町内のリゾートマンションに住む大竹久美さんは、こう打ち明ける。
「価格が売り出し当時の10分の1に下がったり、実質ゼロ円でも買い手がつかなかったりするところもあります。昨年は『有償で物件を引き取ります』とうたうダイレクトメールが一部のマンションに配られ、不動産関係者の間で話題になりました」
中にはタダでも売ることができず、不要になったマンションを、お金を払って引き取ってもらうケースまで出ているという。
【参考サイト】増える空き家は放置するほど損! 「100均」「0円」物件も登場
もはや不動産は0円で買えるようになりました。
0円どころか、お金を払ってでも処分したい人たちが増えてきているということで、こうした空き家、不要になった山林、田畑のお話。
人口減少もからみ日本全体では900万にせまる空き家がありますし、こらからもっと増えてくるということで、いま現在の空き家問題、さらに新しいマッチングサイトなどを手軽にモーラしたAERAの記事。
多くの人に関係する問題じゃないでしょうか。コロナ禍で空き家問題は最近チェックしていませんでしたが、こうやってわかりやすい記事にまとまっているのをサクッとみていると、改めてこちらも深刻だなーと感じてしまいます。