歌舞伎界を代表する名優ラブリンの実家もかなりヤバイことになっているようです。
人生いろいろあります。苦労人ラブリンも実家に対する思い入れが強いみたいですね。
そしてこれこそが最大の空き家が増え続けている要因でしょう。みんな小さいときを過ごした実家をたたむ踏ん切りがつかないわけです。思い出が詰まった実家の後始末はなかなかできません。
どうしても、ぎりぎり引っ張れるところまで粘ってしまうもの。いずれなんとかしなければいけないとわかっていても、それを自分の手で引導渡せない。
空き家が増え続けるのも当たり前じゃないでしょうか。
無鉄砲にマンションを建て続けるのを行政が規制をかけること。耐震規制を満たすためのリフォームや満たした古民家の税制を優遇すること。行政がさらに積極的に関与するときが本当に迫っているのです。
【参考サイト】片岡愛之助、実家が空き家トラブル 瓦が剥がれ落ち植木鉢は割れて…それでも放置し続ける理由
「空き家」の増加に伴い、近隣トラブルが増え始めているという。ラブリンこと片岡愛之助も、その“難題”にぶつかっていた。空き家を“放置”する理由はさまざまだが、彼の場合はどうか──。
大阪府堺市にある閑静な住宅街。ひとりの高齢女性が歩みを止め、一軒の住宅を不安そうに見つめていた。視線の先にあるのは、約120平方メートルの敷地に建つ木造2階建てだ。赤茶色に錆びた門扉の向こうに建つ一戸建ては屋根の青い瓦が剥がれ落ち、瓦を保全するためのブルーシートは経年劣化でボロボロに破れている。さびれた庭には伐採した木やひび割れた植木鉢が放置してあり、家主が去って久しいことが一目でわかる。
朽ちたこの家は、若き日の片岡愛之助(51才)が過ごした実家だ。歌舞伎界を代表する名優の実家はいま、地域の「難題」になっている。近隣住民が語る。
