「収集作業中に鼻をつまんで『くさーい』と言って通りすぎていく人がいます。そのようなことを言われると悲しくなります。おじさんたちが作業しているのを見かけたら『頑張ってね』と声をかけてください」と伝えている。
立派な啓発活動だと思います。小学校などでこのような学習を担当してみえるビルメン企業を知っていますが、本当に頭が下がります。
職業に貴賎なしで、小さなころからこういう啓発環境学習を受けていた子供たちは将来、積極的にビルメン清掃員を希望してくれるでしょうか。
まあないでしょう。来てくれてもまあ、仕方なくといった後ろ向きの理由からがほとんどでしょう。
3K(きつい、きたない、危険)のビルメン、特に清掃業にとって、働いていいる人たちのイメージ払しょくが何よりです。かっこよく、やってみたい職業に変わらなければいけませんね。そして当然にギャラの面でも。どうしたらいいのでしょう?
単純作業で誰でもできる、から現場の視点で顧客に必要なサービスを提供できる「生活環境職」を目指すべきと記事は伝えてくれています。
ぜひチェックしてみてください。
【参考サイト】「勉強しないとああなる」暴言に清掃員伝えたい事
毎日、毎週、真夏や雨の日でも当たり前のように収集してくれるごみ。しかし、誰がいつどう収集していくといった現場の実際についてはほとんど知られていない。今回は清掃職員の「ごみ収集」以外の仕事にスポットを当てる。
地方自治体の中には、清掃職員が保育園、幼稚園、小・中学校などでの環境学習を支援している。だが、この形も最初からうまくいっていたわけではない。ある自治体では、小学校での環境学習に清掃事務所が協力する形が現在ではできているが、両者の関係がぎくしゃくしていた時期もあったという。小学校の傍らでごみ収集作業をしていた際、2階の窓から見下ろしていた教諭が児童たちに向かって、「勉強しないとああなるぞ」と暴言を吐いたことがあったからだ。
学校に清掃職員が訪れ、環境学習を支援する意味とは? いったいどのようなことを教えてくれるのでしょうか?