ほぼ同等の条件でも都心なら7,000万は下らない中古物件でも、地方なら500万以下でもゴロゴロある。それが日本の空き家問題の現状みたいです。
なるほど、リモートワークや在宅勤務が広まってきたら、地方に生活の拠点を移す人たちが増えていることも納得です。
2、300万で手配できるなら、10回転居しても2、3,000万。家族や子供の成長具合に合わせて住環境替えれますね。
日本の人口は毎年50万人以上減っているのに、なぜかタワマンはどんどん造られる。世帯戸数もどんどん減ってきているわけですから、当然に空き家は爆発的に増えてきています。
このギャップを利用して上記のように快適な住環境を求めて渡り歩くのもありなのかもしれません。日本人特有の新築志向がジャマしますかね?
いろんな空き家のマッチングサイトも出てきましたから、少しずつでもギャップが解消されていくといいですね。ビルメンとしては空き家管理に参入しているところも出てきていますね。建物管理は色んなサービス提供できるよい産業だと思います。なんでもやり方次第です。
【参考サイト】「空き家投げ売り」地方で激安中古住宅が買える訳
都心はマンションが超高騰、なんとも極端な二極化
2DKの窮屈な生活
都内23区の私鉄沿線、家賃13万5000円の、駅徒歩6分にある2DK賃貸マンション。この家で、会社員のAさん(40歳)は、今日もテレワークに励んでいます。同居人は、共働きの妻(36歳)と保育園に通う息子1人(4歳)。
築20年の賃貸マンションは48平方メートル、ダイニングキッチンに寝室、リビングという間取りで、Aさんはダイニングテーブル、妻はリビングのローテーブルを使って窮屈に働いています。
これまで住まいにはとくに不満を感じていなかったのですが、コロナ禍により夫婦で在宅勤務になったことから状況は一変。夫婦で一日、狭い家にこもりきりで仕事をするのは息が詰まりますし、4歳の子どもはしょっちゅう熱を出して保育園を休みます。オンライン会議をしていると、息子の泣きわめく声やイライラした妻が息子を叱りつける声が筒抜けになり、同僚にも同情される始末。ついにAさんは、「この家で、大人2人が仕事をするのは無理がある……」と思い、住宅情報サイトで新しい家を探し始めました。
しかし、賃貸でより広い家を探すとなると、設備や築年数などの条件を下げるか、現在の家賃+3万円以上は見なければなりません。Aさんは「月々の家賃に15万円以上を支払うくらいなら、いっそ家を買うか」と思い、住宅購入サイトも検索し始めました。
ところが、いざ調べてびっくり。新築・中古を問わず、住宅価格が予想より圧倒的に高かったのです。