危険感受性を高めるには安全教育の課題のひとつとして挙げられる「危険感受性」。産業現場では、稼動中の機械に不用意に近づいて巻き込まれる、つり荷の下に入って落下した荷の下敷きになるなどの災害が頻発している。身近なところでは両手をふさいだまま自転車に乗って歩行者に激突した事故の背景にも危険感受性の低下が見られる。
本書はこうした危険感受性の低下が引き起こす事故事例を紹介しつつ、グループディスカッションによる体験談の紹介、映像教材や実験によって危険を見せるなど危険感受性を高める具体的な手法を提案。毎日の作業前に行う危険予知活動や指差し呼称、声掛けといった基本的な安全活動の繰り返しも効果が期待できるという。■労働新聞社「【安全衛生・お薦めの一冊】『危険感受性を向上させる安全教育・安全対策』
現場で経験を積むのが何よりだと思いますが、座学での研修や具体例を広く知っておくのもいいですね。具体的に多くの事例がありますので、自分の仕事にもありがちなことないかを、他山の石とせず考えてみるのも大事かと。ちょこちょこつまみ食いでもいいし、仲間と話し合ってみるのもよしです。危険感受性って言うんですね。向上させていきたいです。