ビルのあちこちにセンサーを取り付けてデータを集めてビルのIoT化を進めていく方法もあれば、今回ご紹介記事のように定期的にロボットを巡回させてデータ取得していくやり方の紹介です。
こちらの方がセンサー側から強力な電波発信をする必要がなく、低消費電力のセンサーが使えるそうです。このようなロボットや低消費電力センサーを使って集めた情報を活用して、ビル管理を効率化するソリューションを構築していく。
導入が手軽と説明されていますが、各階をスムーズに移動していく巡回ロボットの登場が必要ですね。エレベーターとの連携などまだまだ敷居は高いのかなーと感じますね。さらなる進化に期待です。
【参考サイト】ビプロジーが提案するビル管理のDX 巡回型ロボットでFM業務を効率化
現状でビル管理は、人力によるアナログで行われている業務がまだ多い。ビプロジーは、点検ロボットが取得したビル運用に関するデータを一元管理し、ビルの運用/維持管理をデジタル化するソリューションを提供している。
ビプロジーは、「第7回 ジャパンビルド-建築の先端技術展-」(会期:2022年12月5~7日、東京ビッグサイト)で、ビルマネジメントをDXに導くソリューションを紹介した。
ビル管理は、施設点検、監視、保守、コスト管理など多分野にわたる総合的なマネジメントが必要となる。特にここ数年は、新型コロナウイルス感染症の防止や急激な労働環境の変化など社会変化にも対応する柔軟さが求められている。
ビルマネジメントのデジタル化では、ビル運用に関する日々のデータを取得し、その蓄積を定期的に分析することで効果が得られる。そのため、データをいかに効率的に集めて、一元管理する環境が重要となる。
ビプロジーのブースでは、ビル管理のDXにつながるIoTプラットフォームと統合ソリューション、データを取得するロボットを展示した。