こういうサービスも見かけるようになりました。ビルメン業界2極化への兆候でしょうか。
つまり、専業企業が間に入って教育された清掃員さんをもってサービス提供していく従来と、サービス品質は受けた個人事業主の清掃員さん次第だが直接請負なので金額は安いというパターン。
これはもう依頼するオーナーさん、またはマンション管理組合さんの求める優先順位次第ということでしょうね。
ビルメン企業が間に入っていてもしっかり社員教育されていないとオーナーさんが観て、自分たちで出来ると踏めばマッチングサービスを利用するでしょうし、しっかりしたビルメン企業に間に入ってもらって責任もって専門業務をサービスしてほしいとあれば高い金額払ってもビルメン企業にオーダーするでしょう。期待に応えられないビルメン企業はチェンジすればいいだけのことは従来どおりです。
自分たちで教育含め、やってもらいたいサービスをしっかり伝えて指導する自信があるビルオーナーさんや管理組合さんは今日ご紹介のようなマッチングサービスを利用するメリットは金額面において大きいでしょうね。
個人的には、建物清掃をお願いしたい利用者にとって、選択肢が増えることはいいことだと思います。
ただ働く清掃員さんはギグワーカーということですね。非正規社員といえどある程度企業の福利厚生を享受できる立場で働くか、個人事業主として自由な時間に自由に働くか、働く人にとっても選択肢が増えることはいいことなのでしょう。
【参考サイト】ビルスキル、マンション清掃業務マッチングサービス「クリア」始動
ビルスキルは、マンション清掃業務マッチングサービス「クリア」公式Webサイトを9月1日より公開する。
「クリア」は社会貢献型のマンション清掃業務マッチングサービス。社会インフラである建物清掃に関わる全てのエッセンシャルワーカーの人へ。清掃をよりカンタンにスピーディに顧客のもとへ届けるために生まれたこれまでに無いサービスだ。清掃業務委託者は作業する場所までの移動費用や、スタッフの採用費用をなくし、効率的に業務を完了することができる。清掃業務受託者はスキマ時間を利用して綺麗な大手分譲・賃貸マンションでしっかり稼ぐことができ、合わせて地域の環境を美しくする住みやすい街づくりに貢献できる。