大成建設さんの建物管理自動化サービス。 新しいのはサブスク型ということです。
Microsoft Azure 上で動作するクラウドサービスで、リアルタイムな建物情報を基にした遠隔点検管理や、現場作業員とのコミュニケーションによる的確かつ効率的なメンテナンス、蓄積されたデータ分析から、建物に生じる不具合の予測、メンテナンス時期と適切な対策の立案が可能になるそうです。
AI、IoTを利用した建物管理の自動制御は、次代の中心的な技術になりますね。
ビルメン業界もこのような流れの中で、どのように建物管理に携わっていけるのか普段から意識して情報収集していかなければです。ビルメンポスト活用していってくださいね。
【参考サイト】業界初 サブスクリプションによる建物ライフサイクル管理サービス「LCMC」を提供開始
大成建設株式会社は、クラウドを利用した建物ライフサイクル管理サービス「LCMC」(LifeCycle Management Console)に業界初となるサブスクリプション方式を導入し、「LCMC」を通じてお客様に効率的な管理サービスの提供を開始します。
本サービスは2021年12月よりβ版の先行提供を行い、実証データを基に機能改善を進め、今夏から正式版を提供する予定で、AI・IoTを活用したクラウドサービスにより、不動産価値の向上と建物保守業務の効率化を図ります。近年、建物や社会インフラの老朽化に伴い、保守業務の重要性が高まっており、その負荷が増大しています。建物管理の現場では、現状でも未だに紙による点検確認や経験に基づくトラブル対応などが多く、効率的な保守管理が十分に行えない環境にあります。そのため、建設時に生じる設計・工事費などのイニシャルコストより建物竣工後の保守管理に関するランニングコストの方が高くなるとされており、建物ライフサイクルコストの低減には、保守管理を効率的に行うことが重要となってきます。