なんか見たことあるビルメンロボットだな? と思ったら、以前も紹介したことある警備ロボットでした。
今度はエレベーターの自動昇降機能がついて、さらに消毒噴霧もするとか。
記事を読んでいて、ある意味過渡期的なロボットかとも感じる。
エレベーターはあくまで東芝製とのみの連携だ。当然に広く普及を求めるのなら主要3社のエレベーター全部と連携できなければいけない。 そのための仕様統一作業は経産省が音頭をとって進めているはず。
さらに、消毒噴霧もするという。これも清掃ロボットでは出てきている機能だが、建物内の消毒作業なら、いつも紹介させていただいている照明や空調と連動している消毒機器の方がずっと作業効率はいい。
つまりビルメンロボットに消毒機能を付けるのは見た目アピールはいいかもしれないが、作業効率的には正直大したことないはず。
この手の警備ロボットのこれからの王道は、まず3台エレベーターメーカーとすべて連動できること。そして複数機能付けるのなら絶対に案内業務との方が親和性が高い。流れはそちらに向かっていくはずですね。
【参考サイト】クラウド連携で警備ロボットがエレベーターを自動昇降、東芝エレベータが実証
東芝エレベータは、汎用性の高いクラウドを用いることで、同社のエレベーターとZMP製の警備ロボットが連携する新機能を開発した。
東芝エレベータは、クラウドを介したデータ通信によるエレベーター(EV)とロボットの連携機能を開発し、実証実験を行ったことを公表した。
汎用性の高いクラウドを活用することで、エレベーターがロボットをはじめとする多様な機器と容易に連携できるようになり、建物内のより充実したサービスへの活用が可能となる。