昔からビルの省エネと言えば、照明と空調でした。それが昨今のコロナ禍において換気がにわかにクローズアップされてきていますね。
照明ならLEDに、空調なら省エネタイプの空調設備への変更とある意味わかりやすい対策だったのですが、換気となると、途端に省エネという観点からは複雑になってくるわけです。つまり空調との最適解がどこにあるのかの判断が難しい。
そうなるとAIの力を借りたりセンサで判断したりとなってとっつきにくくなってくるわけです。
そういうわけで換気も含めた省エネは昨今皆がやりたいところですが、新築ビルならまだしも既存ビルにとって設備の入れ替えが複雑になるのでハードル上がるわけです。
【参考サイト】オフィスビルの“省エネ”はこうやるべし!省エネ大賞に輝いたパナソニックの「広島中町ビル」に潜入
省エネルギーセンターは、日本の産業・業務・運輸の各部門における優れた省エネの取り組みや先進的で高効率な省エネ型製品などを毎年2月に「省エネ大賞」として表彰している。2021年度は、パナソニックの広島中町ビルが「省エネルギーセンター会長賞」を受賞。受賞テーマは、「ビル関係者の一体活動によるエネルギー使用量半減達成と新時代の施設ニーズへの対応」で、2020年のエネルギー使用量が2008年度比49%の削減を達成するなどの取り組みが高く評価された。