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【ビルメンサービスロボットが普及していかない問題点とは?】アダプターを使ってロボットとエレベーターとの連携を簡単に:エイム・テクノロジーズ

なんで、なかなかビルメンサービスロボットが普及していかないのか?

今まで、ビルメンロボットをこのビルメンポストでもいくつも紹介していきましたが、普及段階に来ていると呼べるようなロボットは残念ながらまだない状態です。

各ビルメンロボットの性能だけ見ていると、「いいんじゃないか?」と感じてしまうのですが、いざ試してみるといまいち使いこなせないという状態がたくさん出てきているのです。

今日、ご紹介の記事内にもあるように、エレベーターとの連携ができないというのも大きな普及阻害要因の一つかと思います。

1つのフロアだけで稼働させて効率よく働かせようと考えれば、相当広いスペースでの対応をさせなければならないわけで、当然にその対象ビルは限られてしまいます。

採算の取れるスペースを働かせるためには階をまたいで、それもロボット自身で動いてくれる効率性が必要となってくるのでしょう。

記事内にもありますが、業務用エレベーターをロボットで独占できればいいのでしょうが、実際は人が利用するエレベーターをロボットも一緒に利用したい建物が圧倒的に多いわけで、そうすると安全面や人と同じようにスムーズに乗り降りできる性能も必要になってくる。

ビルメンロボットとエレベーターにそのセッティングするのに運百万もコストかかります。2,3か月の工期いただきます。となれば、二の足踏むのも当然でしょう。

それが今回ご紹介のアダプターをエレベーターに取り付ければ半日でシステム構築できるとか。

問題のお値段について紹介されていないので、ここが??ですが、いよいよ既存ビルにも対応できるエレベーターとロボットとの連携システムの設置ハードルが下がってきてくれるのでしょうか。

今後の展開が楽しみなシステムです。

【参考サイト】エイム・テクノロジーズ、独自開発アダプターを使ってロボットとエレベーター連携を簡単に可能に

配膳・搬送ロボットは市場を形成し始めているが、まだ今ひとつ大きくなりきれない。理由は複数あるが、しばしば挙げられる課題の1つはエレベーターとの連携が難しいことだ。エレベーターを使えないと車輪移動のロボットはフロアをまたいだ運用ができない。ワンフロアしか動くことができないとロボットの稼働率も上がらない。そうなるとロボットの費用対効果も出しにくい。結果的にロボット導入に至らない、というわけだ。

今後の施設管理においてロボットがどう使われるかは、まだまだ不透明である。だが大規模開発では最初からロボットや、それに類した自動機械を使うことを前提として省人化・効率化を狙う試みも始まりつつある。ビル内を自在に横移動・縦移動できる機械が実現できれば、こなせる仕事は少なくない。ただ、どのような方法を使うにしても、それなりに難しい。

エレベーターに人と一緒にロボットが乗り込むことも難しい点も大きな課題となっている。ロボットだけがエレベーターを占有するのは効率が悪く、稼働できる時間帯も限られてしまう。かといって人と共存させると、予想外のトラブルが起きがちで、何のためのロボット導入なのか、本末転倒な結果を招いてしまう。これらの課題に対して各事業者や経済産業省も取り組みを続けているが、エレベーターとの連携は課題として残り続ける気配だ。

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この記事の執筆者

清水聡希 清水聡希 ビルメンポスト管理人

ビルメンポスト』管理人/『ビルメンコンシェルジュ』チーフSG・名古屋市生まれ。日本ホスピタリティ推進協会員
「現場の代務経験ゼロ」「全管理物件黒字化達成」が自慢の現役ビルメンマン。
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