ビル管理の中で案内サービスもIT・AIと相関性が高く導入しやすいことは何度もビルメンポストでも触れていますが、もう正直ビルエントランスの受付業務は必要ないとも思えてしまいます。
こういうサービスは障がいを抱えて外出の難しい人などにうってつけの仕事ではないでしょうか。
実空間だけでなくVR空間においても就労の機会を得ることができるのは、なにも障がい者だけにとどまりません。
健常者だってもちろん活用できますし、ビルメンにとってもまだまだ現場管理には普及段階として困難かもしれませんが、内勤部門にとってはまったく問題ないはず。
できるところから活用していって先行者利益をとれるところが勝ち抜けるのでしょう。
「先んずれば人を制す」。和洋、企業の規模の大小を問わない普遍の真理のはずです。
【参考サイト】NTTとオリィ研究所、バーチャル空間での案内サービスを開始。障害者の就労支援や社会参画をサポート
NTT(日本電信電話株式会社)と株式会社オリィ研究所は、アバターによるバーチャル空間の案内サービスを開始します。バーチャル空間に訪れたユーザーは、障害者などの外出が困難なスタッフが操作するアバターを通してガイドを受けることができます。
本取り組みでは、NTTの情報やコンテンツを紹介する「DOOR バーチャルサロン」の案内業務を行います。オリィ研究所が提供する障がい者就労支援サービス「AVATAR GUILD」より派遣された障害者など外出困難なスタッフが、分身ロボット「OriHime-D」のアバターを操作し、DOOR利用者にコンテンツや操作方法等を紹介します。
またバーチャルサロン内において、自宅や病院からアバターロボットを操作しカフェで働く接客実験「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」(東京・日本橋)にて利用可能な割引クーポンが期間限定で配信されます。