20棟のビルの4万台のカメラを一元管理。
前記事にもカメラやセンサーを張り巡らせば、一気に労働集約型のビル管理から解放されることを書きました。
次元がすごいです。4万台のカメラを一元管理。
未来のビルメンテナンスはこれまでとまったく別次元の世界になるかもですね。
気になるのは、記事にもありますが、個人情報管理。
特定の個人が識別できないデータに加工の上、個人のプライバシーに配慮して活用していくとありますが、裏返せばそのままではプライバシーはないということ。
中国の監視社会を想起させられてしまいます。便利さと交換に監視社会の負の問題が噴出してこない運用が大切になってきますね。
【参考サイト】三菱地所「次世代カメラシステム」丸の内に導入 約20棟 最大4万台のカメラを一括管理、サービスロボットと連携 協業企業も発表
三菱地所株式会社は「三菱地所デジタルビジョン」を策定し、オフラインとオンラインが融合する新しい暮らしとまちづくりに取り組んでいる。同社は「就業者・来街者満足度の向上」「安心・安全の向上」「災害への対応強化」「次世代型施設運営の推進」のため、大手町・丸の内・有楽町エリア(以下、丸の内エリア)のカメラ映像を一括で制御・管理できる「次世代カメラシステム」を導入することを発表した。
同事業では丸の内エリアで三菱地所が所有・運営する約20棟のビルを対象に、従来、個別ビルごとに実施していたカメラの制御・管理をエリア全域で一括(最大4万台接続可能)して行う。2021年度末に6ビル、2022年度末に8ビルを接続する予定。さらに、同カメラシステムの導入により、複数ビルに跨がって、最先端のAI画像解析をセキュアに行うことが可能になり、入居企業やスタートアップ企業など、様々な企業と連携の上、AI・テクノロジーの活用を深化させ、ポストコロナ時代や人手不足社会にも柔軟に対応できる魅力あるまちづくりを推進していく。