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【ビルメンDX管理編・第二弾】良い人材を確保するためにはビルメン企業もDX・テレワーク・リモートワークに真剣に取り組むべき

「月刊 ビルクリーニング」さんの2021年6月号に特集記事『DX時代の到来でビルメン企業はどう変わる?』に載せていただきましたが、その件で幾つか質問をいただきました。
反応があるというのは、ありがたいかぎりですが、スマートビルメンテナンスの近未来についての考察と趣旨をきちんとくみ取っていただきたくて、補足させていただきます第二弾です。

今回から【趣旨】についていくつか書かせていただきます。

最近、よく目にするようになった「DX」ですが、経済産業省の「DX推進ガイドライン」によれば、(企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること)

以上のように明記し、単なるIT化を進めようという類ではありません。いわゆる25年問題を前に、一人あたりの労働生産性を高める「働き方改革」が求められるなか、昨今の新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が、奇しくもこのDXを推し進めるかたちとなりました。

ビルメンテナンス業界においても、その組織として多くを構成しています、清掃員・設備員・施設案内係・警備員・配送員などは今後半減していくものと思われます。

また、ビルメンの企業文化、業界風土としても、昨今のトレンドである、リモートワーク、在宅勤務の中における現場管理(事務所に寄る必要性はない)テレワークともとても親和性の高い業態であるはずです。

もちろん、総務・庶務業務においても電子押印の普及において必ずしも事務所での作業は必要なくなりました。

競争上の優位性を発揮することにおいて、中小零細だから、大企業のようには出来ないというのは完全なる言い訳であり、あのGAFAであっても30年前は零細企業でした。

とにかくスピード。顧客と社員のためになることを大手に先んじて取り組むことで、良い人材を確保でき、優位性を発揮できるわけです。

仕事というのは、何をするかではありません。誰とするかの方が何十倍も大事なのです。良い人材を確保するためにも、中小零細ほど、昨今のDX、IoT、AIに取り組み、テレワーク、リモートワークに真剣にならなければいけないはずです。動きの鈍い大企業より、中小零細企業の方がスピーディーに社内改革できるはずです。

【参考サイト】【シリーズ】業界の未来を考える〜管理編〜 スマートビルメンテナンスへ!!

6月号の【特集】は、【シリーズ】業界の未来を考える~管理編~≪スマートビルメンテナンスへ!≫です。

「ウィズコロナ」の時代に突入し、私たちの生活はもちろん、ワークスタイルにも変化が生じています。職種によって完全なテレワークの実施は難しいものの、オンラインを活用することで、多様な働き方を実現し、その選択肢を増やすことができるということ。今回の特集では、ビルメンテナンス企業が取り組める業務のデジタル化について掘り下げ、「スマートビルメンテナンス」と題し、各社の取り組みに迫った。

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この記事の執筆者

清水聡希 清水聡希 ビルメンポスト管理人

ビルメンポスト』管理人/『ビルメンコンシェルジュ』チーフSG・名古屋市生まれ。日本ホスピタリティ推進協会員
「現場の代務経験ゼロ」「全管理物件黒字化達成」が自慢の現役ビルメンマン。
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