私はビルの除菌・消毒システムとして今後広まっていくのは、おそらくこういうタイプだと思っています。
理由はシンプルに日常での運用が簡単で楽だからです。
前にも照明機器に組み込まれた除菌システムだったり、ダクト接続型の抗菌フィルターだったりを紹介させていただだきました。
まだ一つのタイプでオールマイティーな除菌消毒機器は出ていないはずなので、しばらくは合わせ技で使用されていくのではないでしょうか。
接触感染でのリスクは思ったより低いという記事の紹介を一昨日させていただきましたが、飛沫感染リスクを避けるためには、こういう除菌システムが今後検討されていくのでは。
人が消毒剤を噴霧していくやり方は、どうしても高コスト化しがちだし、時間もそれなりにかかってしまう。
今後の普及はこちらのタイプだと思うのですが、ネックはシステム導入の初期コスト。既存ビルに安価で簡単に取り付けられる機器が出てくると爆発的に普及していくはず。
【参考サイト】前田建設と日機装が空調設備のウイルス除菌ユニット開発で提携、「深紫外線LED」で99.9%不活性化
前田建設工業と大手医療機器メーカーの日機装は、日機装の持つ深紫外線LED技術を用いた空間除菌消臭装置「Aeropure(エアロピュア)」の技術を活用して、空調設備に取り付ける除菌消臭ユニットの共同開発を進めている。
10秒照射で99.9%のウイルスを不活化する「深紫外線LED」を活用