集合住宅の管理員をAIが代行する「AI管理員」サービスが、都心の新築マンションで導入され、話題となっている。
背景には、管理員の高齢化、なり手の少なさ、人件費の高騰などの問題がある。AIが代行することで属人的なサービスをできるだけ少なくし、管理会社のコストを抑えることが期待されている。
「住人の方からの問い合わせに対してAIが返答する対話型のサービスで、24時間365日、外国語にも対応します。マンション共用部に設置するデジタルサイネージだけでなく、アプリを使うことで利用者それぞれのスマホやタブレットからもアクセスでき、共用施設の予約などがどこにいても可能になります。
管理する側も、お知らせを個別でも一括でも配信することができ、さらに『既読』状況もわかって管理の効率が高まります」(サービスを提供するファミリーネット・ジャパン・石井徳和さん)
全54区画の大規模新築戸建て物件『ライフアソート三浦海岸』では同様のサービスを今秋開始予定。居住者全世帯にタブレットを配布する徹底ぶりで、掲示物閲覧や集会所の利用予約など、距離や時間による制約の解消が実現する。
AIが代替することで「非接触・非対面」といったコロナ後の「ニューノーマル」にも対応可能だ。既存の物件に付加するなど、サービス展開の場が広がりそう。
【参考サイト】マンションの管理スタイルが激変!?コストも削減できる集合住宅の「AI管理員」サービス
こういうマンション管理でもこういうサービス増えてきましたね。
記事に「管理会社のコストを抑えることが期待されている。」とありますが、管理費を払っているのは住人なので、住人の管理費コストダウンに繋がるというのが正解では。
ビルメンテナンスでも建物管理でも、マンション管理でもみんな人手不足は同じで、できるコストダウンは積極的に行って、人間にしかできない、優位性のある仕事を人がやるということで協働が大事だということで、ロボットと一緒です。
いつもの懸念はこういうアプリをすべての人が使いこなせるわけではないということ。疎い人は排除という、住人を選ぶマンションでしょうか(苦笑)。