イオン傘下で映画館運営のイオンエンターテイメント(東京・港)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、映画館の空調装置にウイルス対策システムを導入する。紫外線や光触媒で劇場内の空気に潜むウイルスや菌の活動を抑制する。7日からイオンシネマ幕張新都心(千葉市)の全10スクリーンで稼働する。新型コロナで映画館の客足が落ち込むなか、安心して映画を楽しめるようにする。
導入するシステムは「トレイン・トリプルエアシールド」。トレイン・ジャパン(東京・品川)が取り扱う。同システムは海外では米国や中国、韓国などで導入されている。同社によると、国内での導入はイオンが初めてという。
【参考サイト】イオン、映画館に国内初の空調装置 ウイルス対策強化
海外では、車の中から映画観たり、国内でも席を一つずつ空けて鑑賞したりの映画館ですが、こんな除菌空調システムをイオン系列さんで試験導入みたいです。
光触媒に抗菌作用があるのは前から広まっていますが、紫外線照射も空調システム内に活用しているみたいです。
システムでウイルスなどの活動を抑制し、劇場内には装置を通った空気が流れる仕組みで、1時間に3回の換気ができるそうです。
映画館にしても、既存ビルも選ばれるための差別化が必要で、こういった除菌空調システムもウィズコロナの時代ではスタンダードになっていくんでしょうね。