以前から中小零細のビルメンテナンス企業には、サイボウズのkintoneが最適だとこのビルメンポストでは主張してきましたが、やはり設備保守分野特化のDX基幹システムとしてサービス出てきましたね。
キントーンなら自社でも自由にカスタマイズして使用できると思いますが、それすらよくわからない?というIT・DX音痴企業に至れり尽くせりしてくれるサービスのようです。
ビルメンDX成功のキモは、あくまでお客さんのニーズ(依頼)にNOを言わなくていいサービスの追求にあります。けして自社の都合(紙をなくしたい・外出先からも顧客データを確認したい)とかではありません。
【参考サイト】アフターサービス業務管理システム「GrowOne メンテナンス on kintone」をリリース
株式会社ニッセイコムは、サイボウズ株式会社が提供する業務改善プラットフォーム「kintone」で開発したアフターサービス業務管理システム「GrowOne メンテナンス on kintone」を2023年12月1日よりリリースします。
製品の開発・リリースに至った背景
近年、企業においてデジタル技術の活用によるビジネスの変革(DX)が進んでいます。その中で、アフターサービスの多くの現場では、熟練者の勘と経験に基づいた保守点検や故障対応、また、Excel・紙を使用した顧客情報や作業報告書の個別管理など、人に依存した保全業務や情報管理から抜け出せずにいます。さらに、製造業においては、製品の販売だけでは生き残れない時代に突入し、製品販売後のアフターサービス領域での収益拡大が、重要となってきています。特に、中堅・中小企業や製造業の保守サービス部門では、慢性的な人手不足に加え、ITコストを削減せざるを得ず、DXに取り組むことが難しい状況です。今後は、少子高齢化や熟練者の引退で、さらなる人手不足が予測されます。技術の継承や業務の効率化を進めるためにも、アフターサービス業務のデジタル化は、ますます重要になると思われます。