流行りのスマートビル化ですが、大手さんからいろんな提案が出てきています。
今回は竹中工務店さんのビル脱炭素化プロジェクト。いつも言っていますが既存ビルを低コストでアップデートできるものでないと広い普及はないわけです。
ビルコミプラスなるOSを既存ビル制御システムに組み込むことによりAIで分析して自動で外気の取り込み量を制御して自然換気したり、LED照明化、太陽光発電の導入、外装の高性能化などにより改修前と比較してCO2排出量の50%削減をはかるそうです。
なんか簡単にはいかなそうな取り組みにも感じてしまいますが、オフィスビルの再生モデルケースとして提案していくそうです。設備そのものを入れ替えるのではないようなので導入コストは確かに低くなりそうです。
いろんなケースが出てきて選択幅が広がるのはいいことですよね。
【参考サイト】竹中工務店、既存ビルをCO2排出量減らせるスマートビルに改修する仕組みを自社ビルで検証
竹中工務店が、オフィスビルの脱炭素化を推進するプロジェクトに取り組んでいる。その一環として、既存のオフィスビルをスマート化しCO2排出量を削減する仕組みの検証をグループ会社のアサヒファシリティズとで実施した。IoT(Internet of Things:モノのインターネット)センサーで得た情報を基に建物の空調や換気を制御する。