昔からよく言われる差別化戦略の一つですね。ビルメン企業に限らない話です。
現地でお客さんに見積依頼いただきます。その場でだいたいこれぐらいだと思いますと概算の金額が言える。それでは早急に見積提出します。と引き取ってその日中にPDFメール送信しておく。
これぐらいが最低できるのが優良ビルメンでしょう。まあ見積内容の大小にもよるわけですが。
今日の記事は、DX・デジタルの力を借りながら早い見積提出によって差別化をはかっている企業さんの事例紹介です。
もちろん早ければなんでもいいわけではないはずなので、提出の内容でもポイントを押さえてみえるのでしょう。もしかしたらと言うか、たぶんこちらの方がより重要ではないかと思います。
それでもスピードはやはり大事で、ここで多くの企業は上長の決済をもらうのに時間がかかります(今日は上司がいないので決済もらえません)とか、社内システムの都合上、上司の決裁が必要なのですが、やはり上司が出張でいないくて決済もらえないので最短で明後日になります、とか自社の都合で提出が遅れます。
ワタクシは、イノベーションというのは何も目新しいことしなくても、究極お客さんの要望にみんなイエスを言えることだと定義しているのですが、自社都合でそれができないというのは正直情けない企業さんの特徴ですね。
もしお客さんへのアピールも兼ねて受注へのポイントとして、ワタクシのお勧めは、1週間と期間があれば、まず当日に見積提出する、翌日にまた少し手直ししましたとして再提出する、そして期日の一日前とかに再々度考えてみて、こういうパターンもいいかなと思ったので参考にと再々提出します。
ライバル企業さんも期限内に一度は当然提出していることでしょう。こちらはジェットストリームアタック(ファーストガンダムのトリプルドム)です。
お客さんにしてみれば、そこまでうちのこと考えてくれているのか!!じゃないでしょうか。
大きくアドバンテージはかれると思います。試してみてくださいね。
【参考サイト】弱小・空調設備会社、価格競争からイチ抜け…「見積り依頼」即レスの驚愕の結果【DX成功事例】
中小建設業を取り巻く経営環境は厳しさを増す一方のなか、DXによる生き残り戦略に成功した企業の事例を紹介していきます。今回は、弱小だった空調設備工事会社が価格競争ではなく、見積り対応の速さで差別化したDX事例をみていきましょう。