物流においてのラストワンマイル問題は、なかなか克服難しいんじゃないかと思っていましたが、それを解決する一つの解を見せてくれるニュースです。
動画もあるので、ご覧いただくといいのですが、まあ連動するためには少なからずの投資必要かなと感じますね。物件一つひとつにこういう宅配ボックスみたいな専用ボックスを用意しなければいけないのがハードルとしてありますが。
導入コストが低いと紹介されているので、そんなにハードル高くないのでしょうか。
新たな進歩をみる自動配送ロボットシステム。引き続きチェックしていきたいニュースです。
【参考サイト】自動配送ロボットLOMBY、DRONE FUNDよりシード調達
国内外の物流ラストマイルでは、通販サイト利用率の増加に伴い宅配物取扱量は膨らみ、加えてフードデリバリー市場の拡大による配送も増えている。一方、労働人口は将来的に減少していくことから、労働力の確保が課題となっている。
自動配送ロボットのLOMBYは、遠隔操作と自律走行を組み合わせた遠隔操作サービスを提供する。導入コストも低く、専用の宅配ロッカーと配送ロボットの自動連携により積み下ろしを自動化することで、現場の人手も不要となる。
ロボット本体は国内で開発しており、国産ロボットと日本の配送システム・慣習を組みわせた配送サービスでの海外展開を目指している。LOMBYの開発は、置き配バッグOKIPPAを展開するYperの新規事業として2021年4月にスタートした。機体性能や機構、運用システムにはOKIPPAで得たラストマイル配送効率化への知見を取り入れ、配送現場で実際に導入・活用できるロボット開発を重要視しているという。
新会社であるLOMBY社での調達にあたり、LOMBY事業については2022年5⽉にYperからLOMBY社に事業継承している。2022年4月に国会で可決された道路交通法改正案の中で、自動配送ロボットは「遠隔操作型小型車」として位置付けがなされた。予定通りに施行されれば2023年の4月以降、登録制で公道での走行が可能になる。LOMBY社でも2023年度の公道における商用利用を予定している。