(新型コロナでは)「ほとんどの場合、物体の表面に触れることによる感染のリスクは低いです。」米CDC
さすがにご存じのとおり、接触感染とは、ウイルスを含む飛まつが机やドアノブなどの表面につき、それに触れた手で、無意識のうちに鼻や口に触るなどして感染がおきることを指すわけですが、このリスクは極めて低いという報告がアメリカCDC(疾病予防管理センター)より出されました。
もちろん、リスクは0と言っているわけではありませんが。10万分の6.5。「新型コロナ流行中に、不特定多数の人が手を触れる場所を10万回触ると、6.5回くらい感染するかも」ということです。
実際、この数値をほかのウイルスと比べると、例えばインフルエンザウイルスより低く、ノロウイルスと比べてもとかなり低くいそうです。
CDCのガイドラインでは、「通常は1日1回の清掃で、表面にある可能性のあるウイルスを十分に除去し、健康的な施設を維持できます」だそうで、飛まつ感染と比べると小さいとはいえ、接触感染によって感染が起きるリスクも0ではないので、それを防ぐために、手洗いやアルコールの手指消毒は有効です。ということで。
米国CDCのガイドラインの変更は、「人類は一歩ずつでもウイルスへの理解を深め、前に進みつつある」ということを感じさせるニュースと感じました。
【参考サイト】新型コロナ、接触感染のリスクは低い?「清掃は、通常1日1回で十分」米CDCのガイドラインが改訂
「接触感染」という言葉を、なんとなく聞いたことがありますよね。新型コロナの感染拡大で、良く聞くようになった言葉です。
その「接触感染」について、あるニュースがありました。アメリカCDC(疾病予防管理センター)の新型コロナウイルスに関する一般向けガイドラインが改訂され、次のような文章が加わったのです。
(新型コロナでは)「ほとんどの場合、物体の表面に触れることによる感染のリスクは低いです。」