もう何十年も前から、私のマネジメントのキモは、「従業員を幸せにすれば、数字は付いてくる」というものなのですが、なかなか難しいのはどうやって幸せなのかを見分けるかということでした。
私のつたない経験では、コミュニケーションを密にとって、個々人で違う幸せの感じ方、目指している成功の道をショートミーティングを繰り返して把握して、仕事を通じて応援することでした。
今回このドンピシャのタイトルに惹かれて、金曜日のゆるいコラム記事として紹介してみます。
そもそも、幸福度って測れるのか? この記事内にも「人々に「幸せ」や「インナーピース」を届けることに貢献したい」とか出てくる。
私は、ごく普通の庶民です。こういうセリフを聞くと、条件反射的に洗脳系か?新興宗教系か?とか斜に構える準備ができます。
紹介されているベトナムのピザ屋では、「ハピネスサーベイ」なるもので、「ハピネススコア」を計っているとかでなんとも単純です。
将来的には、マインドフルネスやヨガ、呼吸法などを組み合わせることで、自社オリジナルの研修プログラムを作り上げていきたいとも考えているそうで、GAFAとか、また日本でも先進的な?IT企業で仕事中にも息抜きとして取り上げられているのと似ています。
こういう記事を読んでいて、毎回思うのが、私自身としては、こういうサービスは特にノーサンキューです。さっさと片づけてオフを楽しみたくて、オフィスなんかに長居していたくないタイプの人間です。
しかしこういう企業は、従業員の幸せをいつも考えているから、いろいろやってあげたくなる。 こんなの使ってくれてもいいよ。と、押し付け感があるかもしれないし、別にいいよ、とうっとうしく感じる時もあるかもしれない。
しかし、強制じゃないから、ほっこりする。
結局、強くなる、大きくなる、業績のいい企業というのはリーダーやマネージャーの姿勢(至誠)なのだと私は確信しています。
【参考サイト】最優先事項は「従業員の幸せ」。どのようにして、幸福度を計測するか?
ベトナムの大人気ピザ屋「Pizza 4P’s」のSustainability Managerである永田悠馬氏による、レストランのサステナブルなプロジェクトに焦点をあて、Pizza 4P’sがさらにサステナビリティを突き詰めていく「過程」を追っていくオリジナル記事シリーズ「Peace for Earth」。
前回は「サーキュラーエコノミー」をテーマに、ベトナム国内のごみ処理の現状や、ごみ問題に取り組む現地のスタートアップの紹介、Pizza 4P’sとのコラボレーション、レストランとしてのごみリサイクルの今後の課題など、サステナブルアクションに取り組む企業のリアルな現場をシェアしてきた。