Elon Musk(イーロン・マスク)氏は以前、Tesla(テスラ)車が誇る「生物兵器防衛モード」を自慢していたが、これは高効率HEPA空気濾過のおかげもあって、悲惨な状況に直面しても車内に高品質な空気を提供できるよう設計されている。マスク氏はTwitterで、いつか家庭用の空調システムに同様の空気濾過システムを提供したいと投稿した。
テスラは主に自動車メーカーだが、SolarCityの買収、ソーラーパネルを組み込んだ屋根用部材の生産、家庭でのグリーン電力源から発電した電力を貯蔵するためのテスラバッテリーのビジネス構築のおかげで、すでに家庭用エネルギーと発電のビジネスにも参入している。
住宅建設や他のインフラ部分に参入する動きはまだないようだが、冷暖房の供給源にもよるが、住宅全体のエネルギー商品の大きな部分を占めているため、実際のところ空調(HVAC)システムは同社の事業の拡張に寄与するだろう。
【参考サイト】イーロン・マスク氏が「テスラ車が搭載するHEPAフィルターを使った高性能家庭用空調システムをいつか開発する」と発言
ジョブズの後継者。この人が言うと、ホントにやってきそうに感じてしまいます。
今、あちこちでビルメンも除菌消毒に勤しんでいますが、人間の手を介しての消毒作業や噴霧、抗菌シールなんかはやはりいちいちめんどくさい。
次代の主流は、こういった空調システムで屋内全体に高品質な空気を提供してくれるタイプじゃないかな。
実際にテスラは生物兵器防衛モードまでも真剣に考えているそうなんで、今のコロナウィルスにも十分対応可能な空調システムになるんじゃないだろうか。
FM、ビルメン業界にとってもテスラが出してくるHVCA製品からは目が離せなくなりそう。 世界を変えていく人っていうのは、ホント視点が壮大だなー。