役所広司主演映画で、「ベルリン・天使の詩」で著名なヴィム・ヴェンダースが監督した「Perfect Days」がカンヌ映画祭のコンペティション部門に出品されたそうです。
さらにニュースは、渋谷で20年から行われているプロジェクト「THE TOKYO TOILET」のトイレを舞台に製作されたとのこと。
役所さんの役柄は、「365日、休まず1日3回、トイレを清掃する男」。
ヴェンダース監督は「(公衆トイレの)維持のためにはケアテイカーが必要であり、存在している。これからする仕事が、彼らに見合うものになれば」、「男性(役所が演じる清掃員)は、恐らく、こういう仕事をしているだけに、人間を愛していなければいけない。人間が好きでなければ、トイレを清掃する意味がない」。その上で「人のためにサービスするのを愛し、他人にも献身的だと考えています」と語ったそうで、これは我々ビルメン業界にとっても恰好の宣伝になりそうですね。
どんな映画なのか楽しみです。
【参考サイト】役所広司が渋谷のトイレ清掃員演じたカンヌ映画祭出品映画に石川さゆり出演
フランスで今日16日、開幕する世界3大映画祭の1つ、カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを争う、コンペティション部門に出品された、役所広司(67)の主演映画「Perfect Days」(日本公開未定)のメインキャストが同日、発表された。役所が演じる東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山が、休日に訪れる居酒屋のママを歌手の石川さゆり(65)が演じる。石川が女優として映画に出演するのは、1979年(昭54)の映画「トラック野郎・故郷特急便」以来、44年ぶりとなる。ママの元夫を、三浦友和(71)が演じる。