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【ビルメンテナンス業界人なら必読】ビルメンテナンス情報年鑑2023

毎年確認しているビルメンテナンス情報年鑑ですが、今年もビルメンテナンス情報年鑑2023年度版が出ました。

※ビルメンテナンス情報年鑑2023年度版は目次のあとに記載しているURLからPDFダウンロードできます。

目次

ビルメンテナンス情報年鑑2023のポイント

今回調査において、少し日差しが出てきているのが、経営面においてわずかながらも売上微増の結果となったことでしょうか。しかしこれも先行する大手に限ってのことで中小においては以前微減の厳しい状況のようです。

それも利益に限っては相変わらずのダウントレンド。利益を削って、売上伸張をはかる悪い循環がみてとれます。

相も変わらずビルメン業界も最大の悩みは人が集まらないことですが、他の悩みとの深刻度具合が例年よりさらにアップ。突出して大きな悩みになっています。そろそろいい加減に視点を変える必要があるはずです。

どうやって採用を増やすか?→ 他産業と同じで賃金アップしかありません。そしてそもそも人が簡単に辞めない環境にしなければいけません。

昨今は他産業において正社員も非正規社員においても賃金上昇の大きなトレンドが出てきていますが、残念ながらビルメン業界においては変わらず渋い。

いまだに減額して仕事受注しているビルメン企業が出てくるわで、これでは世間から取り残されていくばかりです。積極的に賃金アップを仕掛けられるように自信を持てるサービス品質マストです。

いつも強調していますが、多くの事業者または業界紙もたくさんのありがとうを頂戴できる仕事とか、世の中になくてはならない仕事、ということを強調するのですが、「衣食足りて、礼節を知る」の格言どおりで、まずはしっかり生活でき、将来設計ができる賃金を支給できなければ、人材は定着しないのです。

介護業界と同じです。まあ、低い生産性、低い利益率が長年続く業界ですから、仕方ないと周りを見渡して納得してしまっているところが業界人のなかにもあるのでしょう。

DXとまでいかなくても、ITを積極活用して少人数でも高い生産性アップで一人当たりの給料を上げる。人が辞めなくなる。高い賃金で募集もしやすくなる。よい循環をつくるのは生産性アップしかないのです。

ここをしっかり意識して、差別化ポイントと見定めている気概、胆力あるビルメン業者がいることも事実なのです。

ビルメン業界でも意識の高い人はそういう方々で結びついて、業界の先頭を走って行ってほしいです。意識高い人のかっこうのヒントになる「ビルメンポスト」であり続けていきます。

【参考サイト】ビルメンテナンス情報年鑑2023

【参考サイト】「ビルメンテナンス情報年鑑2023(第53回実態調査結果)」公開

全国協会が2022年9~10月に実施した「第53回実態調査」の結果をまとめた『ビルメンテナンス情報年鑑2023』を公開しました。
PDFファイルを下記よりダウンロードしてご利用ください。

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この記事の執筆者

清水聡希 清水聡希 ビルメンポスト管理人

ビルメンポスト』管理人/『ビルメンコンシェルジュ』チーフSG・名古屋市生まれ。日本ホスピタリティ推進協会員
「現場の代務経験ゼロ」「全管理物件黒字化達成」が自慢の現役ビルメンマン。
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