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【こんな理不尽な思いをしてまで最低賃金なのか?】清掃会社もきちんと把握していない清掃員のリアル

正直な清掃員がたまに教えてくれる現場のリアルですね。もはや慣れっこになってしまっているのか、そんな理不尽にも耐えられる耐性のある人のみが残っていける仕事なのか、ビルメンの業務においても清掃業というのは一段下に見られて残念です。

そんな現実を少しでもやわらげたいのか、業界ではコロナ禍において聞かれるようになったエッセンシャルワーカーなんて言葉もありますが、業界人が自ら言っている限り世間で浸透している言葉でもなく虚しいかぎりです。

もはや記事を読んでみてください。

私は10年前から言っていますが、こんな状況を打開するには清掃員さんのギャラを上げてあげるしかないと思っています。いくら馬鹿にされてもギャラが良ければ耐えられる⁈、ギャラが良ければスタバみたいに、ポテンシャル高い人材も揃えられるのです。採用に競争原理もはたらくのです。

ギャラ上げてあげられるような付加価値の高い仕事をしてもらえるように、ビルメン企業は種々の対策をするべきです。長くなるのでここには書きませんが、必ずできるのです。ビルメンポストでも少しずつ記事ごとに書いているので、興味ある方は全部読み返してみてください(笑)。

記事内の最後にもありますが、昨今はやりのSDGsもビルメンで実現を目指すのならこの問題を避けてほしくはないですね。まさに業界の一丁目一番地問題です。志高きビルメン現れるでしょうか?

いつもは、紹介記事の触りは冒頭を載せさせていただいておりますが、今日は最後の文を載せさせていただきます。ビルメンポストを読まれている志高きビルメンさん、参考にされてみてください。

【参考サイト】男子トイレで清掃員の女性へ向けられる利用者からのハラスメント発言は少なくない

「作業をしていたところ、若い男性数人が入ってきて用を足しながら“おばさんに見られても興奮しない”等と言って笑いながら、こちらを見ていました。思わず顔を上げて、男性達の方を見てしまったんです。そしたら、意外と若いじゃん、得したな、と更に笑いが起きました」(脇山さん)

 馬鹿にされ、そしてセクハラめいた言動まで投げかけられ、恐怖と恥ずかしさで足がすくんだと振り返る脇山さん。その男性達は、施設内に入る大手企業の支店に所属する営業社員らであることも知っている。普段は忙しそうに、そしてまじめそうにバリバリ働いている彼らが、トイレの中ではあのように変貌してしまうのかと思うと、怒りより悲しさがこみ上げてきたと話す。こうした傾向は、温泉旅館や健康ランド、今はやりのサウナ施設でも散見されるようだ。

  先日 、こうした問題について「男性だって恥ずかしい」のだと、あるテレビ局が報じた。報じる発端となった意見をテレビ局に投稿したのは男子高校生だという事だったが、SNS上でこの記事が取りあげられある程度盛り上がってはいたものの、現場でつらい思いをしている女性スタッフに言及するものはほぼ見当たらない。

 もちろん、脇山さんや前出・倉田さんの所属する会社でも、そうした女性スタッフの意見は把握しているのだろうが、別の大手清掃会社幹部、ビルメンテナンス会社関係者に話を聞いても「理屈はそうだが現実はそうならない」と、誰もが業務のやりくりの難しさを指摘する。そして、現実として男性スタッフと女性スタッフが請け負う仕事の性質はどうしても違う、と言うのも同じだ。

 しかし、その変えがたい現実とは、本当に変えられないものなのだろうか。変えられない、という思い込みが、仕事がしづらいと感じる人々を次々に生み出している。清掃会社も客あっての商売である以上、 理不尽だと思いつつも、取引先の常駐企業に環境改善を申し入れるのが難しいと、自ら忖度してしまっているような状況ではないのか。ハラスメントの加害者となっている事実は、客である大手企業が知っておくべき現実だ。おそらく、その会社もその主旨に賛同し目標達成を株主や社会へ向けて公表しているであろうSDGs(持続可能な社会)の実現を目指すなら、把握しておくべき事実だろう。取り組みづらい現実は実際にあるのだろうが、様々な被害を誘発する可能性をはらんだ、ぜひとも解決しなければならない問題であることは間違いない。

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この記事の執筆者

清水聡希 清水聡希 ビルメンポスト管理人

ビルメンポスト』管理人/『ビルメンコンシェルジュ』チーフSG・名古屋市生まれ。日本ホスピタリティ推進協会員
「現場の代務経験ゼロ」「全管理物件黒字化達成」が自慢の現役ビルメンマン。
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