こんなビルメン現場事故ニュースもありました。昨年でしたが。アップ忘れていました。
まあ、現場管理していると、たまに耳にする類のニュースです。全国ニュースになるのは珍しいですが。
清掃員にしろ、設備員にしろ、警備員にしろ客先のあらゆるところに基本入る許可いただけるのですが、何かあれば真っ先に疑われてしまうことになります。
疑いだけでの注意で終わればまだセーフというかイエローカードですみそうですが、足がついてしまえば完全に一発レッドカード。悪ければ該当物件全部の仕事失注に繋がるわけで、そうしたら事故を起こした当人どころか、そこで働かせていただいている人間全員が仕事を失くしてしまいます。日常作業どころか定期・特別作業など全部失い、さらに業界における会社の信用もがた落ちでしょう。
このような場合、事件をおこしたクルーさんひとりがすべて悪いのでしょうか。
私は、雇用していたビルメン企業自体にも原因となる何か(企業としての日頃の業務体系・姿勢、社風、現場管理担当の資質、会社の教育体制など)が必ずあると思います。
前日・前々日の記事紹介では、安全衛生についてアップさせていただきましたが、今日のような問題に関してはマナー教育でしょうか。
サービス産業ですから、教育は当然に重要で、何か難しいことや目新しいカッコいいことするというよりも、地味ながらも基本である不断の案内・教育習慣があるか、現場管理担当の資質というか会社の姿勢が問われるところなのでしょう。
日頃から現場を気にしてチェックしていれば、何かしらの不穏な兆候というのは気が付くものです。
大きな事故をおこして当事者はもちろん、ステークホルダーみんなに迷惑をかけてしまう前に、繰り返しますが日頃の姿勢が大切ではないでしょうか。
これが結局、昨日にも書きましたが、「無事是名馬」に繋がる安心安全なビルメンテナンス経営となるはずです。
【参考サイト】52歳ホテル清掃員女、客の私物1560万円相当を盗み逮捕 別の窃盗事件で8月にも逮捕
香川県高松市のホテルで客の私物を盗んだとして、52歳の元清掃会社従業員の女が再逮捕された。
逮捕されたのは、高松市香川町住む52歳の女。2020年9月から10月にかけ、清掃員として勤務していたホテルで、客の腕時計3点とネックレス計1560万円相当を盗んだ疑いが持たれている。この女は既に別の窃盗事件で今年8月に逮捕されており、盗みを繰り返していた模様だ。盗んだ腕時計の一部は、換金されていたという。