厚労省から、令和5年8月4日、「令和4年労働安全衛生調査(実態調査)」の結果が公表されました。
令和4年は事業所が行っている安全衛生管理、労働災害防止活動及びそこで働く労働者の仕事や職業生活における不安やストレス、受動喫煙等の実態について、常用労働者を10人以上雇用する民営事業所から無作為に抽出した約14,000事業所並びに当該事業所に雇用される常用労働者及び受け入れた派遣労働者から無作為に抽出した約18,000人を対象として調査が行われました。
調査結果の概要項目は以下のとおりです。
1 メンタルヘルス対策に関する事項
①メンタルヘルス不順により連続1か月以上休業した労働者又は退職した労働者の状況
②メンタルヘルス対策への取組状況
③ストレスチェック結果の活用状況
2 職場の感染防止対策に関する事項
3 化学物質のばく露防止対策に関する事項
①化学物質を取り扱う際のリスクアセスメントの実施状況
②化学物質を製造又は譲渡・提供する際の容器・包装へのGHSラベルの表示状況
③化学物質を製造又は譲渡・提供する際の安全データーシート(SDS)の交付状況
4 産業保健に関する事項
①一般健康診断の有所見者への措置内容
②治療と仕事を両立できるような取組の状況
5 労働災害防止対策に関する事項
①転倒災害防止対策の取組状況
②トラックへの商品や資材の積込・棚卸し作業における労働災害防止対策の取組状況
ビルメン業界において、あまり縁遠い資料もあれば、労働災害防止に対する取組内容など参考になる箇所もあります。一読しておいて損ないです。ボリューム大したことありません。
それでは、明日11日~15日まではお盆休みとさせていただきます。次の投稿は16日から再開させていただきます。