委託を受けた清掃従事者が元請けさんの消防訓練に一緒に参加しているケースってどれほどあるんでしょうか。
元請けの職員さんたちが一斉にいなくなるから逆にお掃除しやすいなんて発想になっていませんかね?
先月の事故ですが、いたましいニュースでしたね。
助かった従業員さんでも、煙に気が付いたときにはすでにば停電しており、防火シャッターも降りてしまっていたそう。煙が充満してしまっていたら、よほどしっかりと防火扉の位置を把握していないと脱出は困難になってしまうでしょう。
ビルにおけるこのようないたましい事故は過失にしろ、故意にしろ、定期的に起こっていることなので、日ごろの安全ミーティング、そしてオーナーさんが実施する消防訓練へにも積極的に参加しておくことがやはり重要なことでしょう。
安全第一はビルメンにおいても何も変わりません。
【参考サイト】新潟 工場火災で死亡の4人 清掃作業中に火災に巻き込まれたか
新潟県村上市の菓子メーカー「三幸製菓」の工場から火が出て5人が死亡した火災で、このうち4人の女性従業員は、休憩時間に入った生産ラインの清掃作業中に火災に巻き込まれた疑いがあることが、会社などへの取材で分かりました。
11日、新潟県村上市にある三幸製菓の荒川工場から火が出て南側の棟が全焼し、いずれも清掃作業を担当するアルバイト従業員の、近ハチヱさん(73)と渡邊芳子さん(71)、齋藤慶子さん(70)、伊藤美代子さん(68)の4人が死亡したほか、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
現場にいた20代の男性従業員2人と現在も連絡が取れておらず、警察はこのうちの1人とみて確認を進めるとともに、14日も捜索を続けることにしています。
会社などによりますと、この棟には従業員30人ほどがいて、せんべいやあられを作っていましたが、火が出たのは生産ラインが50分間の休憩時間に入った時だったということです。