福岡ペイペイドームで清掃員の立場を利用したプロ野球選手のグラブの窃盗事件ありました。
ヤクルト山田哲人選手やホークスの千賀滉大投手のグラブだそうで、そんなの売りに出したら、それは足つきますよね。
なんとも短絡的な事件で、そういう稚拙さもビルメン業界の程度の低さを表しているようで悲しいです。
ビルメンテナンス業界は、お客さんの施設の中に入ってサービスをするという特性上、警備員を筆頭に、いろいろ外部の人間では出入りしにくい場所へも入っていけます。
当然に、このような事件があると、真っ先に疑われてしまいます。
こういう事故を減らすにはどうしたらいいのか?
採用時に適性検査で見抜く?
いや、手癖の悪さなど、なかなか見抜けません。
結局、本部マネージャーなり現場担当員なりのコンタクトやマネジメント不足なのです。もちろん事故は0にはできるものではないかもしれませんが、減らすことは可能。
日頃の声掛け、マネジメント、現場管理教育(教育というと少し語弊を感じますが)、案内の質や回数でカバーしていくしかないわけです。
何回もあきらめずに定期的に実施していくなかで、問題の芽は早めに摘むことができるのです。改善のタネはいつも現場にあるので、現場で見つけるのです。
【参考サイト】和田、千賀、山田哲人も被害 道具盗んだ罪でペイペイD清掃員起訴
福岡ペイペイドーム(福岡市中央区)の選手用ロッカールームからプロ野球選手のグラブなどを盗んだとして、福岡県糸島市の清掃員が窃盗罪で福岡地裁に起訴された。29日の公判で、被告は福岡ソフトバンクホークスや東京ヤクルトスワローズの選手の道具を盗んでいたことを認めた。
起訴されたのは中浜英寿被告(23)。起訴状などによると、被告はホークスの和田毅投手のグラブ(約10万円相当)を盗んだとして窃盗の罪で9月に起訴された。また、ヤクルト山田哲人選手のバッティンググラブ2セット(計約2万円相当)を6月に、ホークスの千賀滉大投手、今宮健太選手、和田投手のグラブなど3点(計約21万円)を8月に盗んだとして11月までに追起訴された。