これまで、日本は諸外国と比べて生産性が低いと言われてきましたが、状況はあまり変わっていないようです。依然として日本の労働生産性が低い状況で推移していることが日本生産性本部の調査で明らかとなりました。調査結果を見ると、日本人にとっては少々不都合な現実が見えてきます。
恒例金曜日の生産性問題です。
もう10年以上前から、このこと考えています。自分がオジサンと呼ばれる歳になって改めて考えているんですが、日本の生産性が低いのは、高度成長時代の働き方がもはや世界的にも通用しなくなったということではないのかなーと。
人手不足と言いますが、個々の組織単位でみれば、改善余地はいくらでもあるはず。
外国人労働者や移民の話も最近盛んですが、小中学生時代のガソリンはいずれ枯渇するといった話が教科書にもよく載っていたのに、シェールガスや省エネ対策もあり、そんな不安もまったく聞こえなくなってしまったのと同じで、人手不足問題も、いずれAIや企業の働き方改革が奏功するときが来て解決されるときが来るのではないかと考えます。
楽観的すぎるでしょうか。 何かと識者に不人気な現政権ですが、最低賃金の底上げは、とても効果的なデフレ脱却と働き方改革と生産性アップへの処方だと思います。
低生産性の要因が働かないオジサンの過剰雇用だと考えると結構つじつまが合ってきます。自分がそちらに入ってしまってはいけませんが・・・・。