売るに売れず、管理費や税負担が重くのしかかる土地や建物の実態を報じたシリーズ「負動産時代」(2017年6月~18年7月連載)が、朝日新書「負動産時代~マイナス価格となる家と土地」として朝日新聞出版から発売された。
増える空き家の問題やリゾートマンションの価格下落、サブリース(一括借り上げ)をめぐるトラブルなどの実態を、新聞連載に大幅に加筆して伝えている。
シリーズ「負動産時代」
「マイナス価格」処分も 増える廃校、自治体のお荷物に
「土地神話」に基づく日本の土地制度が人口減時代の変化に合わなくなっている構造的な問題を指摘し、海外や国内の一部にみられる「脱・負動産」の動きなども紹介。「捨てられる家と土地」「リゾートマンションの黙示録」「サブリースの罠(わな)」「高すぎる固定資産税、相続税」「負動産は生き返るか――海外の事例から」「国の怠慢、ツケを払う国民」の6章で構成している。263ページ、810円(税別)。
ついにこんなタイトルの本まで・・・。空き家は大きな社会問題になります。
売るに売れない。ただでもいいから住んでほしいが、利用者が見つからない。廃屋化されえ放置されたマンションが地域のお荷物に。こんな未来がすぐそこに来ていると思います。対策に乗り出すサービスも必ず出てくると思いますが・・・・。