ムダな活動にもお金はかかっている
業務の中身を見てみると、実際にはサービスの価値に繋がる活動「だけ」が行われているとは限りません。とくに意味はないけれど慣習的に行われていること、ムダだけれどムダだと認識されていないこと、あるいは「ムダなのに・・・」と多くの人が思っているけれど何らかの事情で放置されていることなど、現場ではいろいろあるものです。こういった活動にかかわっているコストを、まともに計算したことがあるでしょうか?
ビルメン業者の組織にありがちな25の無駄
・あちこちで同じような書類を重複してつくる、業務の重複のムダ
・利用されないリポートやデータ集計作業のムダ
・伝票や書類が必要なところに流れない、不必要なところにもとりあえず報告で流れるムダ
・情報が属人化しているムダ(業務連絡の非効率)
・報告のためだけの会議時間のムダ
・管理者が作業員の仕事をして、管理・監督しないムダ(またはマイクロマネジメント)
・管理者、責任者が多すぎるムダ
・社員一人にひとつの仕事しかさせていないムダ
・業務、作業量の偏りを放置している作業効率のムダ
・残業を野放しにしているムダ
・個人プレーでする営業活動のムダ
・費用対効果を意識しない御用聞き営業のムダ
・仕入れコストのムダ
・外注費のムダ
・資材の過剰在庫のムダ
・消耗品の非整頓、管理不備によるムダ
・不用品が場所をとっている(整理)ムダ
・使いたい資料、ものがすぐに取り出せない(整頓)ムダ
これらは本来なら収益として会社に残るべきお金です。 営業活動でこれだけのお金を稼ぐのはとても大変なことのはずです。