収益改善のもっとも直接的な方法は、「ムダをなくし、ムダを生まない」ことです。
ムダを減らせば、減らした部分がそのまま収益になります。 これを実現するためのスマートな改善策が「見える化」、「定量化」です。
このことはかなり知られているところですが、うまくいかない事例の多くに、「見える化」、「定量化」それ自体が目的となってしまい、なかなか収益改善に結び付かない、結果が出ないから継続するモチベーションが湧かないという状況がありました。
ここでは、「見える化」「定量化」を使って、組織の「風土・体質」を変化させ、収益アップという具体的な“結果”を出すまでの道筋のさわりをお伝えします。
組織の「風土・体質」を変えることは難しいように思えますが、やってみれば単純で簡単なことです。何度も経験しているので敢えて簡単そうに述べてみます。 つまりは、経営者、管理層がかわることです (決して、従業員が変わること、変えることではありません)。 現状をよしとしないことです。問題点、課題に気づき、次へ進む目標(思い付き、思い込みによるものではない)を立てられることです。 その気になれば、今日からでもできます。