矢野経済研究所は、国内の主要な事業者75社を対象として、空調衛生設備工事に関する法人アンケート調査の実施を発表した。本調査では2014~2018年度の工事売上高推移を集計するとともに、受注動向や資材仕入、事業の注力ポイントなどを調査し、空調衛生設備工事業の動向を明らかにした。
あまり空調設備関係の動向ニュースって出てこなくって、久しぶりに見つけましたんでアップさせてもらいました。
言われているとおり、空調設備工事は順調に伸びているんですね。
① 資機材・労務費の高騰が継続して工事費用の平方メートル単価が上昇している。
② 工事件数が堅調に推移している。
③ 収益性の高い案件を選別して受注が可能な状態が続いている。
これが、好調な要因だそうです。
今後は、バブル時期に建てられた建築物がリニューアル時期を迎えることなど、環境や省エネ技術を駆使した更新工事に関する需要への対応が、各社とも重要になってくるそうです。
課題は、
① 職人・専門の下請工事業者などの確保。
② 職人不足の常態化。
③ 現場人員の身体的負荷の軽減
とかで、どこも一緒ですね。人手不足は、なかなか本質的な解消がむつかしいです。しかし、地道な取り組みが欠かせないところで、実力が出てくるキモでもあります。