働き方改革の一環として注目を集めるリモートワーク。リモートワークには性格の向き不向きがあるようです。今回はリモートワークを導入したいと検討中のビジネスパーソンに向けて、米国ビジネス誌FastCompanyのコラムを紹介しつつ、リモートワークを成功させる秘訣を考えてみましょう。
ビジネス型SNSのLinkedInによると、米国では約70%の企業がなんらかのリモートモーク環境を提供しているといいます。
日本ではIT系の企業のイメージの強いリモートワークですが、米国では、保険会社やNPO組織、法律、医療系の職種にまでリモートワークは広がっています。
週に1回はリモートワークをしたいと考えるビジネスパーソンが8割以上いることを考えると、リモートワーク可能な企業や職種の選択肢が多いことは望ましいでしょう。
2019年に行った調査では、オフィスでの勤務時間で生産性の高い仕事ができていると答えた人は、わずか8%にとどまりました。
金曜日ということで、久しぶりの生産性コラム。確かに制度を作っても、それを活用する人のタイプによって向き不向きもあるということです。
制度をつくてもそれを強制させるわけではなく、個々人に合った活用を柔軟にしてもらえばよいというわけですね。
外国だから日本だから。大企業だから、中小零細だから。ではなく、チームや組織、個々人に合った活用で生産性を高める視点。制度に人を合わせるのではなく「人」に合わせる視点を持つが大事ということはとても納得です。